結論:単語は「単体」ではなく「相性(コロケーション)」で覚える
TOEIC® の語彙問題で伸び悩む人の多くは、単語を「意味だけ」で暗記しています。しかし本番で問われるのは、「その単語がどの語と一緒に使われるか」=コロケーションです。たとえば「締め切りを守る」は keep ではなく meet a deadline。この相性を知っているかどうかで、Part5の語彙問題は一瞬で解けます。
この記事は、仕事で英語を使う/これから使う20〜30代の社会人に向けて、TOEIC頻出かつ実務でもそのまま使えるビジネス英単語を、コロケーション単位でまとめたものです。丸暗記ではなく「かたまり」で頭に入れていきましょう。
単語は覚えてるはずなのに、なぜか選択肢を外しちゃうんですよね…。
それ、単語を”単体”で覚えてるからかも。相性(コロケーション)で覚えると一気にハマるよ!
動詞+名詞:ビジネスの「動作」を表す定番
もっとも出題されるのが動詞と名詞の組み合わせです。日本語の直訳で選ぶと外すので、英語の決まり文句として覚えます。
- meet a deadline(締め切りを守る)/ miss a deadline(締め切りを逃す)/ extend a deadline(延ばす)
- review the budget(予算を見直す)/ finalize the budget(確定する)/ exceed the budget(超過する)
- place an order(発注する)/ process an order(注文を処理する)/ confirm an order(確認する)
- hold a meeting(会議を開く)/ attend a meeting(出席する)/ reschedule a meeting(予定変更する)
まず「予算を見直す(review the budget)」を1問で確認しましょう。文脈から自然な動詞を選ぶ感覚をつかんでください。
動詞+前置詞:セットで覚えないと落とす「句動詞・連語」
TOEICは「動詞と前置詞の相性」を執拗に問います。前置詞だけ違う選択肢が並ぶので、セットで頭に入れていないと確実に時間を奪われます。
- comply with ~(〜に従う・順守する):規則・規制が主語の相手になる定番。
- refer to ~(〜を参照する/言及する)
- account for ~(〜を説明する/〜の割合を占める)
- result in ~(〜という結果になる)/ result from ~(〜が原因で生じる)
- be responsible for ~(〜の責任がある/担当する)
「規則に従う=comply with the regulations」は頻出中の頻出です。次の1問で前置詞まで含めて定着させましょう。
形容詞+名詞:書類・会議でそのまま使う表現
- unforeseen circumstances(予期せぬ事情)
- complimentary breakfast(無料の朝食):free よりフォーマルで頻出。
- tentative schedule(暫定的な予定)
- outstanding balance(未払い残高)
これらは Part7(長文読解)でも頻繁に登場します。意味を取れるだけで読解スピードが上がります。
覚え方のコツ:例文ごと「音」で入れる
コロケーションは、単語カードで1語ずつ覚えるより短い例文ごと声に出すほうが定着します。”We need to review the budget.”のように、主語+動詞+目的語のかたまりで音にすると、本番で前置詞や動詞が自然に出てきます。品詞ファミリーや語源で覚える記憶術、忘れない復習の回し方はTOEIC単語の覚え方|社会人が忘れない記憶術で詳しく解説しています。
ロングテール語彙は「診断」で優先順位をつける
ビジネス英単語は範囲が広く、やみくもに覚えると非効率です。大切なのは「自分が落としている語彙のタイプ」を知り、そこから埋めること。動詞+前置詞が弱いのか、形容詞が弱いのか——傾向が分かれば学習は一気に加速します。
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